「ブログを頑張って書いたのに、全然読まれない…」
記事を書き続けても、なかなかアクセスが増えない…そんな経験はありませんか?
時間をかけて書いた記事が誰にも読まれないと、モチベーションも下がってしまいますよね。

でも、それは“センスがない”のではなく、“やり方を知らないだけ”。 実は、初心者が陥りやすい「読まれない原因」には共通パターンがあるんです。
この記事では、そのよくある共通点と対策を6つに分けて解説します。
読まれる記事への第一歩|読者が記事を読む理由とは?
ブログを読んでもらうためには、役に立つ情報をただ書くだけでは不十分です。
「ブログが読まれない」と悩む方の記事を見てみると、情報には根拠があり信頼できる内容で、情報量もあり、適切な箇所に見出しや画像が挿入されて非常に読みやすい記事も多いです。
ですが、残念ながら【完成度が高い良い記事=読まれる記事】ではありません。
読まれる記事とは、悩んでいる読者に届き、「これ読みたい!」と瞬間的に判断される記事です。
読者が記事を読む理由は「知りたいから」です。これは、知識などを得るための記事だけでなく、ネットニュースなどの記事にも同じことが言えます。
その「知りたい」を引き出す方法
- 何かに困っている、知りたいことがある → 検索 → 読む
- 配信や広告などで目にする → キャッチーな見出しで続きが気になる → 読む
- 配信や広告などで目にする → そういえばこれ気になってた → 読む
など、さまざまなルートがあります。
今回の記事では、読者が検索して記事を見つけるという流れについて解説していきます。この場合は、
- 読者が「どんな悩みを持って検索しているのか(=検索意図)」を理解する
- そのニーズに合った内容を届ける
この2つを満たすことが重要です。
初心者がやりがちな6つの共通点と改善策
ここからは、ブログ初心者がやりがちな「読まれないブログの共通点」とその改善策について解説していきます。ご自身のブログをチェックしてみて、当てはまる部分があれば改善してみてください。
共通点①:テーマがブレていて、誰に向けているかわからない
自分の体験や考えを伝えたいという思いが強いあまり、「誰に向けて書くか」が後回しになってしまうことがあります。
また、“たくさんの人に読んでもらいたい”という気持ちから、逆に誰にも刺さらない記事になっている場合もあります。
対策:ターゲット(理想の読者)を一人に絞って執筆する
この文章では、誰向けなのか伝わらず、共感や興味を引きにくいため、目に入ってもスルーされてしまうことがあります。改善例としては
共通点や頭の中に抱えている悩みに気づいてもらえるよう、明確なターゲットを指定し、月3万稼ぐといった具体的な内容を書きました。
こうすることで、例えば、「今月も生活費ギリギリだな…あと2〜3万プラスで収入があるだけでもだいぶ楽なんだけどなぁ…」と日々感じている30代のママがいるとします。
この文章を見たら興味が湧いて、反射的にクリックしたり続きを読んだりしてしまうでしょう。
共通点②:読者ニーズからズレている
自分が書きたいことを優先してしまい、読者が知りたい情報や悩みに答えていない場合があります。この場合、情報がよくまとまっていて読みやすい記事だったとしても「そもそも興味を持ってもらえていない」ということになります。
対策:「検索キーワード」から悩みや興味を分析する
有名人や、普段の活動でファンのような存在がいる方の場合は、この文章でも問題ありませんが、一般的には、この内容は読者にはにとってニーズを感じにくい文章です。
「在宅ワーク」のように読者の興味関心を引き出すワードや、「2児育児中」のように読者との共通点を作る言葉を入れることで、“全く知らない他人” が “気になる知らない人” に代わり、知りたい情報に変えることができます。
共通点③:カテゴリが多すぎて雑記ブログ化している
書きたいことがたくさんありすぎて、ジャンルを広げすぎてしまったり、1つの記事の中に情報を盛り込みすぎてしまい、読者が離脱してしまう場合があります。
対策:カテゴリを3〜5つに絞り、一貫性あるサイト設計にする
カテゴリーを分けることで、読者にとって、知りたい内容にたどり着きやすいという反面、1つのブログサイト内に、さまざまなジャンルが混在している状態だと、一貫性がない印象を与えてしまいます。
筆者に興味関心があり、ブログを読んでいる読者が多い方は問題ありませんが、ブログ内に書かれている情報を知りたいと思っている方にとって他のカテゴリー情報は興味度が低く、記事が更新されることで離脱される要因になってしまいます。
このように、ブログテーマに沿って関連性のあるカテゴリーにすると良いでしょう。書きたい内容は多岐にわたる場合は、サブドメインなどを活用してブログを分けて運用するという方法もあります。
共通点④:ネタ切れで手が止まる
読まれない恐怖から、完璧なネタを探そうとしてしまったり、完璧に書かないといけないと考えすぎて逆に何を書けばいいのか分からなくなってしまうことがあります。
その結果、情報を詰め込みすぎたり、そもそも更新頻度が下がって読者が離脱し読まれない状態を作ってしまいます。
対策:過去の自分の悩みを思い出し、一問一答形式で記事を書く
1つの記事で解決する読者の悩みは1つというルールを決めてみましょう。
例えば、育児のコツに関して書くとしたら
具体的な悩みを1つピックアップして、それに丁寧に答えるように記事を執筆してみましょう。悩んでいる人が目の前にいて、その人に話しているイメージで書くとわかりやすい文章が書けているはずです。
共通点⑤:文章がまとまらない
読者が読みやすい文章の構成があるということを知らず、頭の中にあることをそのまま書こうとすると、途中で続け方や終わり方が分からなくなり、読みにくい文章になることがあります。
対策:基本の構成テンプレートを使って書く
思いつきで文章を書くと、文章の前後に関連性がなく読みにくさを感じます。
読みやすい文章の構成として有名なものに、PREP法という書き方があります。
- 結論 (Point) :文章全体の結論
- 理由 (Reason) :結論の理由や根拠
- 具体例 (Example) :例を挙げて補足説明や詳細説明
- 結論 (Point):再度結論を提示
PREPとは、それぞれの頭文字を取ったもので、説得力のあるまとまった文章を書く際によく使われます。先ほどの文章をPREP法で書き直すと、
このように、まとまりのある文章になります。
共通点⑥:読者の行動を促していない
書くことに集中しすぎて、記事を読んだ後の“次の行動”を設計しておらず、他の記事も読んでもらうチャンスを逃している場合があります。これは、自分自身のサイトの評価にも関わる重要な内容です。
ただ読んで「良かった」と思われるだけでなく、読者に本当に問題や悩みを解決する行動をとってもらえるように、最初に取り組むべきアクションを提示してみましょう。
対策:商品URLや関連記事など、次のステップを用意する
一見すると問題ないように感じますが、これだとこのURLをクリックする人は少なくスルーされてしまいます。
今すぐ行動すべき理由と、「クリックして」という動作を指示するワードを入れることで、クリック率が格段にアップします
行動すべき理由は、「今見ないと損をするかもしれない」と読者が思うような一言を入れると良いでしょう。
もう1つの例は、ブログ内に自分の記事のリンクを貼るバージョンです。
これだけだと、読者は「記事を探す」という行動が入るため、面倒に感じて行動を避ける傾向にあります。
記事のURLを添付するだけではなく、さらに、この記事を読むメリットを提示することで、読者が他のサイトに遷移せず、自然に自分のサイト内での滞在時間を伸ばすことができます。
読まれないブログは原因を知って対策しよう!
以上が、読まれないブログの6つの共通点とその改善策でした。
ここでみなさんに伝えたいのは、読まれないことは失敗ではありません。
むしろ、より良い記事を執筆するために重要な工程です。早い段階で原因に気づき、改善していくことが成長につながり、読者のニーズを満たすブログサイトを育てることができます。
ブログが読まれないのには理由があります。その原因に気づき、改善できれば、以前の記事よりも良い記事が生まれます。最初から完璧に書くことを求めず、続けていく意識で取り組みましょう。
ブログは“書いて終わり”ではなく、“育てていくもの”です。 今回ご紹介した対策をもとに、一つずつ見直していきましょう!
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