初心者でも失敗しない!ブログのコンテンツ設計と発信テーマの決め方【完全ガイド】

目次

「ブログを始めたいけど、何を書けばいいの?」そんなあなたへ

  • 書きたいことがたくさんあって迷う
  • テーマを絞れず発信がブレてしまう
  • 途中で何を書けばいいか分からなくなった

そんな悩みは、ブログ初心者にとって、とても自然なことです。

実際に、多くの人がこの悩みを抱えたままスタートして、数記事で更新が止まってしまうケースも珍しくありません。

ブログは、書いていれば方向性が固まるということは少ないです。むしろ書き進めるうちに、「こんな記事も作りたい」「これも伝えたほうがいいかな?」と広がっていく傾向にあります。

だからこそ、ブログを始める前に「コンテンツ戦略(発信の軸)」を決めることが重要です。


初心者が知っておくべき理由|コンテンツ戦略で迷わず発信できるようになろう!

もも

この記事では、「何を書けばいいかわからない」「発信がブレてしまう」と悩む方向けに、ブログ×メディア起業に欠かせない“コンテンツ戦略”の基礎から実践までをわかりやすく解説します。

今回の記事では、

  • 何を書けばいいか迷わなくなる
  • 読者にとって価値のあるブログになる
  • 書きやすく、継続しやすいテーマで発信できる

“読まれるメディア”を作る第一歩を、一緒に学んでいきましょう。

STEP0|コンテンツ戦略とは?初心者にもわかりやすく解説

「コンテンツ戦略」とは、ブログ全体のテーマや記事内容をあらかじめ設計しておくことです。

単なる雑記ではなく、“誰のどんな悩みを解決するか”を明確にしたブログ設計のことです。

これを決めておくことで:

  • 記事の方向性がブレなくなる
  • SEOにも強くなる
  • 書く内容に困らなくなる

と言ったメリットがあります。

ブログ立ち上げ当初は、認知度が低いため、どのようにしてたくさんの読者に知ってもらうか?が課題となります。

そのため、特定の場面でしか使われないような知識や情報など、具体的な悩みを解決するブログの方が検索で上位表示されやすくなり、それがきっかけでブログが認知されたくさんの人に読まれる土台が作られます。

その結果、続けやすく、読まれやすいブログを作っていくことができるのです。

STEP1|テーマ選びのコツ|自分の経験・興味から軸をつくる

「何について書くか」を決めるときのポイントは、

  • 自分の経験
  • 興味があること
  • 世の中のニーズ(悩み)

この3つの重なる部分に注目してみましょう。

例:

  • 子育て×副業経験 → 子育て世代向けの在宅ワーク発信、子育て世代向けのお金や生活についてなど
  • 看護師の知識 × ブログ運営 → 新人看護師、領域別看護の情報発信や看護師のセカンドキャリア相談など

他の人がやっていることを探す前に、まずは「自分だから書けること」をリストアップしてみましょう。できれば、その発信テーマで30記事程度書けるイメージが持てるとベストです。

ブログ運営は継続することで成果が出て、その成果が大きくなっていくものです。自分だけの発信テーマがあると自信を持ってブログ運営に取り組めるので、モチベーション維持にも繋がります。

また、「自分だから書けること」が見つからない方は、Google検索やSNSで自分と似た立場の人がどんな悩みを抱えているのかをチェックしてみると、ニーズのあるテーマが見つけやすくなります。

「私だったらこんなアドバイスをするな」と思うことや、「これってこうだよ」と答えられるものが見つかったらそれは「あなただから書けること」の1つです。そこから少し大きな視野で、この発信はどういうテーマ(ジャンル)になるだろう?と考えてみてください。

STEP2|読者視点で整理する|3〜5つのカテゴリ設計をしよう

テーマが決まったら、ブログ内で扱う話題(カテゴリー)を3〜5つに分けましょう。

カテゴリーを設計することは、家で言えば“部屋をつくる”ようなものです。訪れた読者が自分の興味に合った記事にすぐたどり着けるようになります。

例えば、今読んでいるこのブログでは、

  • ブログ×メディア起業のはじめ方
  • ブログの収益化
  • 在宅ワーク・起業
  • メディア運営ノウハウ
  • 在宅ワークに必要な考え方

の5つのカテゴリーを作っています。

このブログの読者層は、大きく分けて

”在宅ワーク(在宅起業・副業)をしたいと考え、ブログの立ち上げや運営の知識をつけたい方”

が多いと思います。そして、この読者層はさらに

  • これからブログを始める方
  • すでにブログを持っていて記事を執筆中の方

大きく分けて2つに分けることができます。

このブログでは、読者層と状況を考慮して、それぞれが悩む部分をカテゴリーとして分けています。

あまり細かく分けすぎると、似ているカテゴリーになってしまうので、カテゴリーごとに、どんな悩みを解決するのか?どんな人向けなのか?を簡単にメモしておくと、記事を書くときも迷いにくくなります。

STEP3|記事ネタが尽きない!テーマを深掘りする「悩み→解決」の視点

記事ネタに困らない最大のコツは、読者の悩みを出発点にすることです。

最もネタ切れしやすいのは、「どんな記事が世の中に求められているか?」というところから考えてしまうことで、読者の姿が見えなくなってしまうと、記事を書いてもありきたりで当たり障りのない記事になり、読者が離れていってしまいます。

基本的に、スモールスタートのブログ運営では、1記事1記事、「あの人に届けたい」と言えるレベルまで、具体的な読者を想定できると書きやすく、読まれる記事を書くことができます。

例えばこのブログのようにブログ運営について書くのであれば、

  • 「子育て中でもブログは続けられるのか?」
  • 「時間がない中でどうやって記事を書くのか?」

このような過去に自分も悩んでいたであろう悩みに対する答えを、自分の経験と照らし合わせて書いていくことで、自然と「読まれる記事」になります。

具体的な手順:

  1. 自分の発信テーマに関係する検索キーワードを調べる(キーワードプランナーやラッコキーワードなどを活用)
  2. そのキーワードに関連する悩み・質問をリスト化する(Yahoo!知恵袋などで検索するとリアルな悩みを発見できる)
  3. その中から自分が答えられそうなものをピックアップして記事にする

これを繰り返すことで、ネタ切れせず、SEOにも強い記事を積み上げることができます。

キーワードや、悩みの抽出に関しては、ChatGPT、Geminiなどの文章生成AIを活用する方法もおすすめです。

以下のようなプロンプト(指示文)をAIに入力して、キーワードや悩みをリストアップしてもらいましょう。
その中で、自分が答えられそうなもの、深ぼれそうなテーマがあったら記事にしていきます。

例)
「30代の0歳育児中のママがよく検索している内容のキーワードを30個あげてください」
「30歳で初めて出産し、0歳の育児に奮闘中のママが抱えている悩みを10個ピックアップしてください」


ちなみに、ピックアップした悩みから、記事の8割をAIに執筆してもらうことも可能です。
文章量や慣れにもよりますが、1本あたり30分〜1時間程度で完成するので、なかなか時間がなくて記事執筆が進まないという方はぜひ活用してみてくださいね。

AIを活用したブログ記事の執筆方法については、定期的に勉強会などを開催しているので、興味がある方はこちらからLINEにご登録いただき案内をお受け取りください。

STEP4|読まれる記事構成のテンプレート(例文つき)

読まれる記事には、ある程度決まった構成があります。

この型に当てはめて書くことで、書きやすいだけでなく、書き漏れや脱線を防ぐことができ、読者にとっても読みやすい記事になります。

基本の記事構成テンプレート

導入文:悩みに共感し、続きを読みたくなる導入
結論(要点):一番伝えたいことを最初に提示
解説:理由や具体例、データ、体験談などを交えて解説
まとめ・行動の提案:記事全体を整理し、読者が次にとる行動を促す

以下の文が、この構成に沿って執筆した文章です。

この文章は例文として作成したもので、200文字程度なので詳しい内容には触れていませんが、実際に書くときには、導入の共感部分と解説の部分を詳しく書くことで読み応えのある記事に仕上げることができます。

タイトル
離乳食、全然食べてくれない…毎日がちょっとつらいママ必見!離乳食を食べない3つの理由

導入文
「せっかく作ったのに、またべーっと出された…」
5ヶ月を過ぎて離乳食を始めたけれど、思うように進まず不安になること、ありますよね。

結論
でも大丈夫。赤ちゃんが食べないのは“よくあること”です。
焦らなくていいし、ママが頑張りすぎなくてもいい。

解説
この記事では、離乳食を食べてくれない理由と、気持ちが少し軽くなる工夫を紹介します。
食べてくれない理由①、②、③…
気持ちを軽くする工夫❶、❷、❸…

まとめ
食べない日もあるけど、ママの笑顔が一番の栄養です。たとえ吐き出してしまっても、怒ったり、困ったりした顔をせずに、まずは「食べることって楽しいことだ」と感じてもらえるようニコニコした表情で赤ちゃんの成長を見守ってあげてくださいね。

まずは、この構成を意識して書くことで、文章の流れが自然になり、初心者でも読みやすいブログ記事を書けるようになります。

一問一答|よくある失敗とその対策

失敗①:誰に向けて書いているか分からない

対策:発信テーマがブレてしまっています。改めて、原点であるターゲット(読者)とその読者の抱える悩みを考えてみましょう。読者を一人に絞って想定するのもおすすめです。

失敗②:記事を書いているけど読まれている感覚がない

対策:あなたが書きたいことを書いていて、読者のニーズとずれている可能性があります。書きたいことが、悩みや問題の解決策になるように、「この情報を知りたい人はどんな人か?」を想像してみましょう。
検索キーワード」から悩みを見つけ、記事を書くという順番で執筆するのもおすすめです。

失敗③:カテゴリが増えすぎて雑記化してしまう

対策:まずは手広くやらずに、3〜5つ以内に絞り、一貫性のあるブログに整えましょう。カテゴリーが異なると思っていても、実は同じような内容だったということもあるかもしれません、読者が増えてきた段階で、カテゴリーを増やすのは問題ありません。

失敗④:ネタ切れしてしまい、更新が止まる

対策:「誰かが呼んでくれる役に立ちそうな記事」「バズる記事」ではなく、過去の自分が悩んでいたことを振り返り、その悩みに対する答えを、自分の経験と照らし合わせて記事にしましょう。

失敗⑤:記事がうまくまとまらず、読みにくくなる

対策:以下の「記事構成テンプレート」を使って、伝わり、読みやすい流れを意識して書いてみましょう。まとまらない方は、各項目でも結論からまず伝えるようにして、長く書こうとせずに短く書く意識も重要です。

  • 導入文:悩みに共感し、続きを読みたくなる導入
  • 結論(要点):一番伝えたいことを最初に提示
  • 解説:理由や具体例、データ、体験談などを交えて解説
  • まとめ・行動の提案:記事全体を整理し、読者が次にとる行動を促す

まとめ|戦略的にコンテンツを設計することで、ブログは“資産”になる

書きたいことを思いつきで書くより、読者の悩みに応える形で戦略的に設計されたブログは、確実に「読まれるメディア」に育っていきます。

検索からの流入が増え、あなたの発信に価値を感じてくれる読者が増え、やがて信頼や収益にもつながっていきます。

まずは「何を書くか」「誰に向けて書くか」をじっくり考えて、あなただけのメディアを育てていきましょう!

自分のコンテンツ戦略を確かめたい方へ

メディフクでは、ブログを趣味の延長ではなくビジネスとして形にするためのサポートを行っています。

無料で参加できる60分の「ビジネスプラン作成会」では、マンツーマンの対話を通して

  • あなたの強みや経験を言語化
  • 向いているテーマや読者像の発見
  • ブログ設計の方向性が明確にする

などが可能です。

  • この発信テーマは、他にもたくさんいて埋もれている気がする…
  • ネタが尽きてしまい、記事を書く手が止まってしまう…
  • 記事数は増えてきているが、収益に繋がらない…

上記に1つでも当てはまった方は、あなたの「発信を仕事にする」一歩を一緒に見つけてみませんか?

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